Claude Codeで何ができる?
AIを使ってWebサイトやアプリを作れる時代になってきました。
その中でも、開発向けのAIツールとしてよく名前が出てくるのが Claude Code です。
Claude Codeと聞くと、
「名前は聞いたことがあるけど、何ができるの?」
「Claude Desktopとは何が違うの?」
「初心者でも使えるの?」
「ホームページやアプリを本当に作れるの?」
と思う方も多いと思います。
この記事では、Claude Codeで何ができるのかを初心者向けにわかりやすく整理します。
先に結論を書くと、Claude Codeは、AIと会話しながら開発作業を進めるためのツールです。
ただし、初心者がいきなりClaude Codeから始める必要はありません。
まずはClaude Desktopで作りたいものや手順を整理して、必要になった段階でClaude Codeを使う方が安全でわかりやすいです。
- まず注意:Claude CodeはClaude Desktopとは違います
- Claude Codeとは?
- Claude Codeでできること
- 1. ホームページのたたき台を作れる
- 2. アプリの画面を作れる
- 3. コードを書いてもらえる
- 4. 既存のファイルを修正できる
- 5. エラーの原因を調べられる
- 6. アプリに機能を追加できる
- 7. 作業内容を整理してくれる
- 8. 開発用のメモやルールを作れる
- 9. 調査しながら作業を進められる
- Claude Codeが向いている作業
- 初心者がいきなりClaude Codeを使うときの注意点
- 1. 大事なファイルでいきなり試さない
- 2. AIに丸投げしない
- 3. 個人情報やパスワードを入れない
- 4. 一度に大きく依頼しすぎない
- Claude Desktopと組み合わせるとさらに使いやすい
- Claude Codeで最初に作るなら何がおすすめ?
- Claude Codeを使うときのおすすめ指示文
- まとめ
まず注意:Claude CodeはClaude Desktopとは違います
最初に、ここを整理しておきます。
Claudeには、いくつかの使い方があります。
特に混乱しやすいのが、Claude Desktop と Claude Code です。
Claude Desktopは、パソコンに入れてClaudeと会話するためのアプリです。
文章作成、相談、要約、アイデア出し、コード作成、エラー相談、開発の方針整理などに使えます。
一方、Claude Codeは、より開発作業に特化したツールです。
公式ドキュメントでも、Claude Codeはコードベースを理解し、自然言語のコマンドで開発作業を手伝う、ターミナル上で動作するエージェント型のコーディングツールとして説明されています。
簡単に言うと、こうです。
Claude Desktop
→ AIに相談しながら、作りたいもの・手順・コード・エラー内容を整理する場所
Claude Code
→ 実際のプロジェクトフォルダを見ながら、ファイル作成や修正を進める開発向けツール
どちらか一方だけが正解というわけではありません。
初心者はまずClaude Desktopで相談し、慣れてきたらClaude Codeで実装に進む流れがおすすめです。
Claude Codeとは?
Claude Codeは、Anthropicが提供しているAIコーディングツールです。
普通のAIチャットのように質問するだけでなく、プロジェクトの中身を見ながら、コード作成や修正、エラー調査などを手伝ってくれます。
AnthropicのGitHubでも、Claude Codeはターミナル上で動作し、コードベースを理解し、自然言語コマンドを通じて日常的な開発作業を支援するツールとして説明されています。
つまり、Claude Codeは、
コードについて相談するAI
というより、
開発作業を一緒に進めるAI
に近いです。
ここが普通のチャットAIとの大きな違いです。
Claude Codeでできること
Claude Codeでは、さまざまな開発作業を手伝ってもらえます。
初心者にもイメージしやすいように、できることを分けて紹介します。
1. ホームページのたたき台を作れる
Claude Codeを使うと、ホームページのたたき台を作れます。
例えば、
自己紹介ページを作ってください。
白と青を基調にして、スマホでも見やすいデザインにしてください。
とお願いすると、必要なファイルを作り、HTMLやCSSなどのコードを用意してくれます。
もちろん、いきなり完璧なデザインになるわけではありません。
でも、何もない状態から自分で作るより、最初の形を作ってもらえるだけでかなり進めやすくなります。
特に初心者は、最初の一歩で止まりがちです。
Claude Codeは、その「最初の形」を作るのに役立ちます。
2. アプリの画面を作れる
Claude Codeは、ホームページだけでなく、アプリの画面作りにも使えます。
例えば、
- ログイン画面
- 管理画面
- 一覧画面
- 入力フォーム
- ダッシュボード
- 予約画面
- 勤怠管理画面
- 見積書・請求書画面
などです。
私自身も、最初はアプリのデザインを作る目的でClaude Codeを触り始めました。
ところが実際に使っているうちに、
「あれ、これってデザインだけじゃなくて、コードも書けるんじゃないか?」
と思うようになりました。
試しにコードも書いてもらいながら進めてみたところ、勤怠管理アプリの形がかなり出来上がりました。
この経験が、AI開発に本気で取り組むきっかけになりました。
3. コードを書いてもらえる
Claude Codeは、コードを書くことができます。
たとえば、
お問い合わせフォームを作ってください。
名前、メールアドレス、お問い合わせ内容を入力できるようにしてください。
のようにお願いできます。
また、
この画面に検索機能を追加してください。
スマホで見たときに崩れないように修正してください。
ボタンをもっと目立つデザインにしてください。
というような修正も依頼できます。
初心者の場合、コードを全部理解するのは最初は難しいと思います。
でも、Claude Codeに作ってもらったあとで、
今作ったコードを初心者向けに説明してください。
と聞けば、理解しながら進めやすくなります。
4. 既存のファイルを修正できる
Claude Codeの便利なところは、既存のファイルを見ながら修正できるところです。
普通のAIチャットでは、自分でコードをコピーして貼り付け、返ってきたコードをまた自分で貼り直す必要があります。
Claude Codeは、プロジェクト内のファイルを見ながら作業できるので、
このページの見出しをもっと読みやすくしてください。
スマホ表示でボタンがはみ出しているので直してください。
入力フォームに電話番号の項目を追加してください。
のような修正がしやすいです。
この「ファイルを見ながら作業できる」という点が、Claude Desktopとの大きな違いのひとつです。
5. エラーの原因を調べられる
開発で一番つらいのが、エラーです。
画面に赤い文字が出たり、英語のエラーメッセージが出たりすると、それだけで止まってしまう人も多いと思います。
Claude Codeは、エラーの原因調査にも使えます。
公式クイックスタートでも、Claudeはデバッグや機能実装が得意だと説明されています。
例えば、エラーが出たときに、
このエラーの原因を調べてください。
初心者にもわかるように説明してください。
とお願いできます。
エラー内容だけでなく、関連するファイルも見ながら原因を探してくれるため、普通に検索するより早く解決できることがあります。
ただし、AIの判断が必ず正しいとは限りません。
修正後は必ず動作確認することが大切です。
6. アプリに機能を追加できる
Claude Codeは、すでにあるアプリに機能を追加する作業にも使えます。
例えば、
- 検索機能を追加する
- 並び替え機能を追加する
- CSV出力を追加する
- ログイン画面を追加する
- 管理者画面を追加する
- 入力チェックを追加する
- スマホ対応を改善する
といった作業です。
ただし、機能追加をお願いするときは、いきなり大きな指示を出しすぎない方がいいです。
例えば、
勤怠管理アプリを全部作ってください。
よりも、
まずスタッフ一覧画面を作ってください。
名前、メールアドレス、権限を表示できるようにしてください。
のように、小さく分けて依頼する方がうまくいきやすいです。
7. 作業内容を整理してくれる
Claude Codeは、コードを書く以外にも、作業内容の整理に使えます。
例えば、
今変更した内容を初心者向けにまとめてください。
次にやるべき作業をチェックリストにしてください。
このアプリに残っている課題を整理してください。
のようにお願いできます。
AI開発では、作っているうちに、
「今どこまで終わったのか」
「何を変更したのか」
「次に何をすればいいのか」
がわからなくなることがあります。
Claude Codeに作業内容をまとめてもらうと、迷子になりにくくなります。
8. 開発用のメモやルールを作れる
Claude Codeを使うときは、作業ルールやプロジェクトの前提をまとめたメモがあると便利です。
よく使われるものに、CLAUDE.md というファイルがあります。
CLAUDE.mdには、たとえば次のような内容を書きます。
- このプロジェクトは何を作るものか
- どんな技術を使っているか
- 作業時の注意点
- 変更してはいけない場所
- テストや確認の方法
- 回答のルール
- 作業報告の形式
初心者がいきなり作るのは難しいですが、Claude DesktopやClaude Codeに相談すれば、たたき台を作れます。
例えば、
このプロジェクト用のCLAUDE.mdを作ってください。
初心者でも安全に作業できるように、目的、作業ルール、注意点、確認手順を入れてください。
のようにお願いできます。
CLAUDE.mdがあると、AIに毎回同じ説明をしなくて済むので、作業が進めやすくなります。
9. 調査しながら作業を進められる
Claude Codeは、設定によっては調査や外部ツールとの連携をしながら作業を進めることもできます。
公式ドキュメントでは、Claude Codeの拡張機能として、skills、MCP、hooksなどにも触れられています。
初心者向けにざっくり言うと、Claude Codeは単にコードを書く道具ではなく、使い方次第で、
- 調べる
- 整理する
- 作る
- 修正する
- 確認する
という流れをかなり広く手伝えるツールです。
ただし、外部連携や自動化を増やすほど、便利になる一方で、注意点も増えます。
最初は難しい設定を増やしすぎず、小さく使うのがおすすめです。
Claude Codeが向いている作業
Claude Codeが向いているのは、次のような作業です。
・小さなWebページを作る
・既存ページのデザインを直す
・アプリの画面を作る
・簡単な機能を追加する
・エラー原因を調べる
・コードの意味を説明してもらう
・作業内容を整理する
・開発用の指示書を作る
・プロジェクトの改善点を洗い出す
特に、すでに作りたいものがある程度決まっている場合に強いです。
逆に、まだ何を作るか決まっていない段階では、先にClaude Desktopで相談した方がわかりやすいです。
初心者がいきなりClaude Codeを使うときの注意点
Claude Codeは便利ですが、初心者がいきなり使う場合は注意も必要です。
1. 大事なファイルでいきなり試さない
最初は、必ず練習用フォルダで試しましょう。
仕事で使っている大事なファイルや、消えたら困るフォルダでいきなり使うのはおすすめしません。
まずは、
claude-practice
のような練習用フォルダを作って、その中で試すのが安全です。
2. AIに丸投げしない
Claude Codeはコードを書けます。
でも、AIが書いたコードが必ず正しいとは限りません。
見た目は動いていても、中身に問題がある場合もあります。
そのため、
AIが作ったから大丈夫
ではなく、
AIに作ってもらったものを、人間が確認する
という意識が大切です。
3. 個人情報やパスワードを入れない
AIに相談するときは、秘密情報の扱いに注意が必要です。
例えば、
- パスワード
- APIキー
- 顧客情報
- 個人情報
- 売上データ
- 勤怠データ
などを、そのまま入れないようにしましょう。
業務アプリを作る場合は、特に慎重に進める必要があります。
4. 一度に大きく依頼しすぎない
初心者がやりがちなのが、最初から大きな指示を出してしまうことです。
例えば、
予約管理アプリを全部作ってください。
のような指示です。
これでも作業は始まるかもしれませんが、途中で内容が複雑になりやすいです。
最初は、
まず予約一覧画面だけ作ってください。
次に予約登録フォームを作ってください。
その次に予約の編集機能を作ってください。
のように、小さく分けるのがおすすめです。
Claude Desktopと組み合わせるとさらに使いやすい
Claude Codeは便利ですが、初心者はClaude Desktopと組み合わせるとさらに使いやすくなります。
おすすめの流れは次の通りです。
1. Claude Desktopで作りたいものを相談する
2. 必要な機能や画面を整理する
3. 作業手順を作る
4. Claude Codeに渡す指示書を作る
5. Claude Codeで実装する
6. エラーや方針変更はClaude Desktopで相談する
この流れにすると、いきなりClaude Codeで迷子になりにくいです。
特に初心者は、まずClaude Desktopで、
何を作るか
どの順番で作るか
何に注意するか
を整理してからClaude Codeを使うのがおすすめです。
Claude Codeで最初に作るなら何がおすすめ?
初心者がClaude Codeで最初に作るなら、大きなアプリではなく、小さなものがおすすめです。
例えば、
- 自己紹介ページ
- サービス紹介ページ
- 1ページだけのLP
- お問い合わせフォーム
- ToDoリスト
- メモアプリ
- 簡単な一覧画面
- ボタンやヘッダーのデザイン修正
このあたりから始めると、Claude Codeの流れを覚えやすいです。
いきなり本格的な予約管理アプリや勤怠管理アプリを作ろうとすると、途中で難しくなりやすいです。
まずは小さく作り、慣れてきたら少しずつ大きくしていくのが安全です。
Claude Codeを使うときのおすすめ指示文
最後に、初心者でも使いやすい指示文をいくつか載せておきます。
初心者向けに、今から行う作業を順番に説明してください。
いきなりファイルを変更せず、まず作業計画を出してください。
この作業で変更するファイルと、変更理由を先に教えてください。
コードを修正したあと、どこを確認すればいいか教えてください。
今の変更内容を初心者向けにまとめてください。
次にやるべき作業を、優先順位つきで整理してください。
このように、いきなり作業させるのではなく、先に説明や計画を出してもらうと安全です。
まとめ
Claude Codeは、AIと会話しながら開発作業を進められる便利なツールです。
できることをまとめると、
- ホームページのたたき台を作れる
- アプリの画面を作れる
- コードを書いてもらえる
- 既存ファイルを修正できる
- エラー原因を調べられる
- 機能追加を手伝ってもらえる
- 作業内容を整理できる
- CLAUDE.mdのような開発用メモを作れる
という感じです。
ただし、初心者が最初からClaude Codeだけで進める必要はありません。
まずはClaude Desktopで作りたいものを相談し、必要な機能や手順を整理する。
そのうえで、実際にファイルを作ったり修正したりする段階でClaude Codeを使う。
この流れが一番安全でわかりやすいと思います。
Claude Codeは魔法ではありません。
でも、目的を決めて、指示を出して、確認しながら使えば、今まで一人では難しかったWebサイト制作やアプリ開発をかなり現実的に進められるようになります。
Sato Labでは、今後もClaude DesktopやClaude Codeを使ったAI開発の始め方を、初心者向けにわかりやすく発信していきます。
Claude DesktopやClaude Codeは便利ですが、最初の導入や使い方でつまずく方も多いです。
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